2019年7月1日月曜日

令和元年七月の朔日参り

 昨日の7月1日の朝,布多天神社へ「朔日(ついたち)参り」に行って来ました.三つの会議でほとんど時間がありませんでしたが,2番目と3番目の会議の間隙をついて参拝に成功しました.なんとなく無事に終わった6月の御礼と,色々と忙しくなってくるであろう7月の無事を祈念しました.

 境内の参道に「夏越大祓式・茅の輪神事」の茅の輪が設置してありました.先月の月例祭の25日から設置してあったようです.今頃気がついた自分にがっかりしました.まず正面よりくぐり,左にまわる.再び正面よりくぐり,右にまわる.三度正面よりくぐり,再度左にまわる.四度正面よりくぐって参拝する.しっかり覚えていました.どうか,御利益がありますよう.

 今月の「振りみくじ」を引いてみたところ,久々の「大吉」となりました! 何事も心を正直に強く持ち,物事に退屈せず信神怠らず勤めれば,時到りて落ちにはおおいに仕合せよくなるとのことです.騒がず時を待ちたいと思います.「旅立 楽しき旅になる」ということも何よりでした.

 東京都神社庁が毎月発行している格言集「生命の言葉」.令和元年七月の言葉は,「明治天皇」の御製でした.

 白雲の よそに求むな 世の人の
 まことの道ぞ しきしまの道

 パンフレットの裏に,「神道知識の誘(いざな)ひ」として「斎田点定(さいでんてんてい)の儀」の説明が書いてありました.「斎田(さいでん)」とは,「大嘗祭(だいじょうさい)」に新穀(しんこく)をたてまつる神聖な田のことで,全国から二箇所に設けられ,それぞれ「悠紀田(ゆきでん)」「主基田(すきでん)」と呼ばれるそうです.古代からの「亀卜(きぼく)の法」によって「悠紀田」「主基田」を選定するのが「斎田点定の儀」なのだそうです.難しい神事が粛々と行われているのですね.

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