2019年11月13日水曜日

オークマ マシンフェア2019

を見学するために,今日は名古屋の「オークマ株式会社」に行ってきました.品川駅で朝食を買おうとしたところ,「シウマイ弁当」が目に入ってしまい,食べたいという衝動を抑えきれませんでした.図らずも大満足の朝食となりました.

 9時前に名古屋に到着し,名鉄に乗り換えて柏森駅まで移動,そこから用意されたバスに乗って10時前にメイン会場の大口本社工場に到着,招待してくれた研究室OBのSSK君と一緒に会場を巡りました.

 オークマはNC装置も自社開発している「機電一体メーカー」ですが,当初はCNCのためのコンピュータも自社開発していたんですねえ.グローバルCSセンタの「展示エリア1」では,今回の目玉とも言える 次世代ロボットシステム「ROIDシリーズ」を見学,作業の始点と終点を教示して,パラメータを入力するだけで,ぶつからない動作経路を自動生成するという説明でした.5面加工門形マシニングセンタ「MCR-S」の前での「Hyper-Surface」についての議論は,非常に楽しいものとなりました.

 テクノロジーセンタの「展示エリア2」では,レーザ加工技術を搭載した超複合加工機による「アルミダイキャスト金型の長寿命化」「ロールダイ(刃型)の高能率生産」の展示が納得の内容でとてもよかった.高速ブレード加工専用機にも興味を持ちました.

「Dream Site 1(DS1)」「展示エリア3」では,「ROID体験コーナー」ということで,ターニングセンタに搭載された「ARMROID」のパルスハンドルによる操作と丸材をローディングするプログラムの作成&実行を体験させてもらいました.とっても簡単でした.アンチクラッシュも機能しているし,これなら誰でも安心して利用できそうです.

 部品加工工場「DS2」で,大型研削盤「WALDRICH COBURG GW6-3」などをざっと見学した後,社員食堂でお弁当をいただきました.この日2つ目の弁当となってしまいましたが,朝からシウマイ弁当を食べてしまった私がいけないのです...

 昼食後SSK君とお別れし,40分ほどバスに乗って可児工場に移動,新工場「Dream Site 3(DS3)」を初めて見学することができました.注目すべき目玉は「大物FMS」だと思いました.大中様々な多関節ロボットを導入して自動化を促進,大口工場で見たロボットシステム「ARMROID」も導入されていました.複合加工機による工程集約と自動化,徹底した温度管理による高精度加工,正しく工作機械を生産するための最新工場でした.

 大型工作機械の組み立て工場「K5」を懐かしく見学した後,もう一度「DS3」を見学してから,バスに乗って犬山駅に移動,帰京の途につきました.本当に勉強になりました.学協会の活動で知り合ったオークマの方々ともお会いして旧交を温めることができました.このような機会を設定していただいたSSK君に感謝いたします.

0 件のコメント: