2021年3月16日火曜日

精密工学会春季大会2021 初日

 本日,2021年3月16日(火) 9時から3月22日(月) 24時までの日程で,精密工学会の2021年度春季大会学術講演会が開催されます.本来であれば,会員の皆様を電気通信大学にお迎えして,対面方式で開催される予定でしたが,昨年からの新型コロナウイルス感染拡大の影響で,学会としてオンライン方式による学術講演会の形を模索しています.そのため,2020年の秋季大会に続いて,今回もオンライン方式で学術講演会を実施することになりました.私は実行委員会の幹事として,仮想会議アプリ "Remo" を利用した企業展示&懇談会の企画運営や,学術講演会の準備のお手伝いなどをしてきました.

 早速,9時から発表動画公開サイトにログインして,オーガナイザーを務めている「多軸制御加工計測」のセッションを中心に発表動画を閲覧してみまましたが,特に問題は無いようで安心しました.外にお昼を食べに行った帰りに布多天神社に立ち寄り,本大会が無事に終わるよう祈念いたしました.

 午後は,大会実行委員会に対する問い合わせのメイルに対応しながら,「多軸制御加工計測」のセッションの発表を拝聴させていただきました.私の研究室からは「回帰分析を用いたボールエンドミル傾斜加工における各切削条件が表面粗さに与える影響の評価」という題目で発表しているのですが,同じようにボールエンドミルの傾斜加工を扱った発表が多いことに驚きました.共通の興味を持っている研究者が多いということで個人的には喜ばしく思いますが,従来からの運動評価やCAMに関するテーマもまだまだ重要だと思っているので,それらも発表も充実させていきたいところです.

 不覚にも? オンラインでも学会は楽しいな! と思ってしまいました.明日はオンラインでリアルタイム型のイベントが予定されており,最大の山場を迎えることになります.会員の皆様の思い出に残る大会になるよう尽力させていただきます.

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