令和二年度 卒業式・大学院学位記授与式

　令和3年3月25日（木），電気通信大学では令和二年度の「情報理工学域 卒業式」および「大学院 情報理工学研究科 学位記授与式」が行われました．私の研究室からも，学域生４名と大学院生２名が卒業・修了しました．

　新型コロナウイルスの感染拡大防止のため，今年度の卒業式・大学院学位記授与式は，式の時間を短縮した簡素なものにして，卒業生・修了生・教職員のみで行うことになりました．当初は250名の入場制限が儲けられたのですが，入場を希望する学生が250名を超えなかったため，結局，希望者は全員入場できたみたいです．

　式典終了後，卒業生・修了生が研究室に集まってくれたので，研究室の工作機械を背景にして記念写真を撮りました．必殺のデジカメ X10を持ってくるのを忘れた．モリシゲ，今年度最大の不覚...orz　でも，思い出に残る写真は撮れたと思います．

　機械系学科・専攻の同窓会「通機会」が主催して行っている「田中榮賞授与式」は今年も中止となりました．昨年と同様，受賞者に副会長である私の居室に来てもらい，賞状と記念品を手渡しました．８名の受賞者のうち，本人に手渡せたのは２名だけでした．なんだか寂しいですねえ？

　毎年恒例となっている私オリジナルの言葉を贈ります．

　No Risk, No Fun.（苦あれば，楽あり）
　今の自分に満足，絶望することなく，
　常に現状に対する挑戦者たれ．

　新型コロナウイルスがなければ，学生達ともっと交流できるのに，などと考えながらの１年でしたが，例年と同じように感慨深い一日となりました．ただ，彼らと酒を酌み交わすことができなかったことだけは無念なので，いつの日か宴会を開催して2020年度を補完したいと考えています．そのような日が来ることを楽しみにしています．