2008年9月8日月曜日

メカトロ応用 ITものづくりコース,始まる

 今日から今週と来週を中心に,一日4.5時間8日間の3次元CAD/CAEの集中講義が始まりました.これは去年から始めた試みで,大学の工学部や高専などで現在盛んに行われている3次元設計教育を確立するために,獲得した予算をインフラの整備や非常勤講師の任用に活用し,具体化していこうというものです.初年度は講師の任用手続きやライセンスの導入に手間取り,講義内容をアナウンスする時間が足りなかったため希望者が少なく,最後は大学院生を動員するような形で受講者をかき集めて,やっと30人弱という有様でした.しかし今年は,担当している講義や学生実験など,機会のあるたびに宣伝したことが功を奏したのか,希望者だけで30人を超えました.もしかすると,昨年の受講者が宣伝してくれたのかもしれませんね.計算機室もいっぱいになり,活気に満ちているように感じました.専門の講師の方が3名,TAが3名という人員で,受講者5人を一人で補助する形となり,一見十分なように見えますが,実習系の講義では,これでも決して多すぎるというわけではありません.それでも,講師やTAの人がてんてこ舞いになるほど,納得するまで質問して欲しいと思います(講師やTAの方,すいません).
 講義の内容は,これからのエンジニアにとって間違いなく必要なもので,今後の学習や研究活動で必ず役に立つと確信しています.脱落者が出ることなく,全員最後の課題までやり遂げることを期待します.

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