今日は暑かったですね.午後から王子の町工場を訪問しました.私は機械加工の研究をしているので,現場の人の話はかなり重視しています.同業者の中には,現場の考えに囚われることなく研究することをポリシーとしている方も多いのですが,私のような研究者がいてもよいのではないかと考えています.実際,実務で工作機械を使っている人の話を聞くと,学者の仕事の意味について考えさせられます.現場の人がやりたくてもできないことを,時間や予算に囚われることなく(?)研究することが,工学に携わる研究者の務めだと思うのです.
訪問した会社の方は,知っていることを隠すことなく,全て話してくれました.5時間半も話していたのですが,最後の方は消化不良でよく分からなくなりました.聞いてよかったと思う話,聞かなければよかったと思う話,色々ありましたが,お話しできて,本当に良かったと思います.今後の講義や研究に反映されます.お楽しみに.
2009年7月13日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿