2009年7月18日土曜日

新入社員に贈る言葉

 今日は,楽しく語れることがなかったので,こういうときは久しぶりの名言シリーズです.私のバイブル「本田宗一郎語録」より,昭和41年,新入社員への挨拶の中の一節より.

「きみたちは,賃金というものを得る.多ければ多いほどよいのが人情だろう.そこで自分が本当にお金が欲しいなら,自分というものの能力を高めていく以外にない.あいつは金があるから,俺も欲しいといって,手前の能力をそっちに置いて,金だけ望むと,ああ,あいつは大したことはない,ということで,信用を落としてしまう.
 人間というものは,常に金と信用というものをバランスよくしていくようになっているんです.このバランスを無視して崩すと,その人の価値が下がってしまう.」


 人には身分相応というものがあると思います.私らしい私のことを一番知っているのは両親だと思います.両親にだけは見捨てられないようにしたいものです.

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