2009年12月8日火曜日

第93回型技術セミナー「新たなものづくりへの挑戦」

に参加するため,朝から田町の芝浦工業大学 芝浦キャンパスに行ってきました.
 このセミナーは,私が幹事のようなものを務めている型技術協会・金型多軸加工研究委員会が企画したものです.協会に活動を認められた研究委員会は,毎年一回セミナーを企画・開催することが義務付けられています.手前味噌ではありますが,この研究委員会が企画するセミナーは本当に面白いと思います.今回の一般の参加者は,28名とあまり多くはありませんでしたが,景気が良いときであればもっと集客できるハズです.
 今回も,多軸加工について,総論,ユーザーの金型加工の事例,工作機械メーカーやソフトウェアベンダーの話題提供など興味深い内容が目白押しで,専門家であるハズの私にとっても大変勉強になる内容でした.質問も多ったので,参加された方も満足されたのではないでしょうか.最近の不景気を反映してか,自動化に関する話題が多かったように感じました.
 昨年3月に学部を卒業して牧野フライス製作所に就職したTG君が来ていました.最近は,最新の5軸制御マシニングセンタと戯れているとのこと.がんばっているようですね.
 セミナー終了後,すぐに大学に戻り,18時から始まっていた3年生在来生研修の懇親会に10分遅れで参加しました.この研修は卒研配属説明会も兼ねていて,懇親会は配属を考えている研究室の教員に直接質問でき機会なのですが,私に話しかけてきた3年生は1人ぐらいしかおらず,ほとんど教員同士の雑談となりました.私は,学生と話すのは好きな方なので,ちょっとがっかりでした.しかし,帯同した大学院生には質問がかなりあったということなので,興味のある学生はいるのかもしれません.素直で,自分の考えを持ち,ものづくりに興味のある学生が来てくれればと思います.成績が悪くても,私をその気にさせれば推薦による配属も可能なので,不明な点があったら遠慮なく質問してください.

0 件のコメント: