2010年4月28日水曜日

遅刻は相手の時間を冒涜する行為

 今日の午前9時30分から,研究室でミーティングをすることになっていました.私自ら研究室の研究テーマについて説明することになっていました.遅刻する学生が2名もいました.いつもは居る人だけで始めてしまうところですが,全員に聞いて欲しい内容だったので,全員がそろうまで開始時間を遅らせることにしました.
 1人は交通機関の遅れが理由でした.確かに公的に遅延の情報が流れていたので,不可抗力ということで不問にしました.遅延証明書を2種類提出してきましたが,私は遅延証明書を提出されても,まったく考慮しないことにしています.ほとんどの交通機関が,乗客の言われるまま盲目的に発行しているということを知っているからです.交通機関の遅れを盾にして堂々と遅刻しようとする客も客ですが,遅延という,交通機関にとっては恥に思わなければならないことをあっさり認めている交通機関のことは,本当に情けなく思っています.最近の外出で,全ての交通機関が時間どおりに運行されたという日はほとんどありません.今日も外出しましたが,やっぱり京王線が遅れました.最近は遅れるのが普通という感じで,罪悪感も感じていないようです.正直,最近の首都圏の交通機関の体たらくには,がっかりしています.安全に運行するということと,時間通り運行するということは,まったく関係のない,別の問題だと思います.
 もう1人は,寝坊という問題外の理由だったので,始末書の提出を申し渡しました.こんなしょうもない理由で,定刻に間に合わせるために早朝から作業していた私の努力は,いったいなんだったのでしょう.時間どおりに来た学生達も,早起きするのは辛かったハズです.これまでに,締め切りはその仕事を引き継ぐ人との絶対的な約束事だと言ってきましたが,遅刻は時間的な締め切りを破る行為です.猛省していただきたい.
 今後も,遅刻厳禁と締め切り厳守をモットーに,教育(しつけ?)にまい進する所存です.

1 件のコメント:

ucchan さんのコメント...

5分前行動と叩き込まれましたが、最近お付き合いする方々は皆さん先に来ているので、15分前行動にしています。
でも早過ぎもちょっと迷惑ですよね。
しかしゴルゴ13は前日入りして安全を確認しているし、プロ中のプロはそういうものなんでしょう。