2010年4月28日水曜日

「トヨタ自動車㈱スタンピングツール部」を見る

 今日は,型技術協会 第104回技術交流会の担当者として司会をするために,トヨタ自動車株式会社元町工場に行ってきました.実は,昨年12月の型技術協会 理事会で,見学させていただいたところです.
 m-shige's log: 型技術協会第3回理事会
正直に「物足りなさを感じました」と書いていますが,今日の話題提供と工場見学は大変に充実していました.特に工場見学は,各見学エリア毎にパネルを用意して説明するなど,この前とは違う熱意を感じました.やはり,勝手を知っている協会理事より,感受性豊な一般の見学者の方への対応の方が大事ですね.正しい判断だと思います.
 協会側から会場側への話題提供は,会場側のリクエストに応え,株式会社サイベックコーポレーションに話題提供をお願いしました.この会社の社員の平均年齢は,総勢70名で30歳そこそこということです.大変若い人が多い会社ということになりますが,この会社の誇る「超精密冷間鍛造順送プレス加工」技術は,大変に興味深いものでした.この会社の若社長とは,型技術協会の活動でいつも大変お世話になっているのですが,会社の説明を聞いたことはありませんでした.サイクロイドギア,燃料電池用金属セパレータ,リチウム電池用蓋など,次世代の電気自動車のキー部品の先行開発など,一歩先を見た取り組みに大変感銘を受けました.
 見学会終了後,名古屋駅近くの地下街の居酒屋で,協会事務局の女性二人とKB大学のSS教授と私の4人でお疲れさま会となりました.天むす,どて煮,手羽先,海老ふりゃーなど,色々と名古屋の食べ物を出す店で,結構楽しく飲むことができました.特に,生の鶏肉を少し湯がいたものを切り分けてわさびしょうが醤油でいただく「とりわさ」は絶品でした.この店,ひいきにさせていただきます.
 帰りの新幹線では事務局の女性と一緒に,隣の席になった外国人の男性と会話していました.相手の男性,若くはないですが,エクゼクティブという感じで,東京の赤坂に住んでいて,渋谷など4ヶ所に部屋があると言っていました.むか.途中,その男性と二人きりになったときに「日本の国民は,今の日本の状況に絶望している.外国から見て,日本はどう見えるんですか?」と聞いてみたところ,深いため息のあと「日本は閉ざされていると感じる」と答えてくれました.この言葉は,私にとって衝撃的でした.そして,ここまでショックを感じるということは,少しはこのように自覚しているのだと思いました.確かに,日本は閉じていると思います.だとしたら,開国しないとダメですね.

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