2010年7月22日木曜日

JTEKT刈谷工場見学

 今日は,日本機械学会のRC249多軸多機能工作機械の先進化技術に関する研究分科会の運営のために,愛知県刈谷市にあるJTEKT刈谷工場に行って来ました.行きは,エクスプレス予約でたまったポイントを使って,初めてN700系のグリーン車両に乗車しました.一般車両は5列ですが,グリーン車両は4列と座席がゆったりのうえに,各席に電源コンセントが用意されています.一般車両は窓側の席だけですからね.さらに,おしぼりのサービスと雑誌2冊のお土産付きでした.癖になったら一般車両に乗れなくなりそうなので,名古屋で降りた瞬間に忘れることにしました.
 名古屋は暑かったです.おそらく,東京も暑かったと思います.事前情報では,刈谷駅から会場まで13分ということでしたが,炎天下の下でもうろうとしながら,20分は歩いたような気がしました.
 分科会は,JTEKT側から会社概要の紹介と「金型加工自動工程設計支援システム」という題目の話題提供があり,休憩の後,2名の研究者側委員から,それぞれ1件ずつ話題提供がありました.私は幹事として議事録を作成しなければならず,最後まで集中して聞いていたため,大いに勉強しました.やはり,大学の先生は話すのがうまいですね.議事録をまとめながら,色々と復習しようと思います.
 話題提供の後,隣のカスタマーセンターと,その隣の研削盤の組立ラインを見学しました.これまでの工作機械メーカーの見学では,ほとんどがマシニングセンタのラインだったので,研削盤のラインは新鮮でした.研削盤は,クランクシャフトなどの自動車部品の加工に多用されています.リーマンショック以降,研削盤の生産額も大幅に落ち込んだということですが,最近はマシニングセンタよりも業績の回復が早いということです.しかし,そのほとんどが中国へ出荷されるということです.中国での自動車の生産,かなり大規模なものになっているようです.

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