2010年9月22日(水)の済州島旅行三日目,最終日の様子を投稿します.
昨日,一日中観光したので,今日は寝坊するかと思っていたのですが,私は7時ぐらいに起きてしまいました.まだ寝ている妻を起こさないように一人で部屋を出て,日本から持ってきた「スティーブ・ジョブス 驚異のプレゼン」を,部屋の脇の踊り場にあった椅子に座って読んでいたのですが,8時ぐらいに部屋の係の人が鍵を開けて部屋に入り,妻を起こしてしまいました.どうやら,私がカードキーを抜いて部屋を出てしばらく時間が経ったために,どこかに外出したものと勘違いしてしまったようです.部屋の係の人は大変恐縮していましたが,こんなにとっさの時でも,立派な日本語が真っ先に出てくるのだから流石です.
今日の朝食は,韓国料理の店で取ることになりました.5種類の料理の中から,一人1種の料理を選択できるということで,私は「済州太刀魚のスープ」,妻は「骨付き牛肉と野菜のスープ」をいただくことにしました.出てきた料理は写真のとおり,夕食のようにおかずも付いた本格的な内容です.それでいて味が重いというわけではなく,すっきりと完食,腹に収まりました.おまけに,大変な美味!メニューには「鮑粥」や「マダイの塩焼き」などもあったので,昨日の朝もこっちの店で食べればよかったと,ちょっぴり後悔しました.
この日,韓国は「秋夕」,日本で言えばお盆のような日にあたります.先祖の霊を家に迎えるために,皆さん実家に帰るそうです.そのため,店も休みが多いということで,今日は遠くには行かず,ホテルの近くを散策することにしました.
宿泊している新羅済州の庭園から,となりのロッテ・ホテル済州の庭園まで,歩いて行くことができます.ロッテ・ホテルの庭には,オランダから移設したという3つの風車があり,少し変わった気分を味わうことができました.庭の端から下に続く階段を下りていくと,水の澄んだきれいな海岸に辿り着きました.砂浜を歩くのは久しぶりです.いい歳をして,波遊びなどしてしまいました.
ホテルの部屋に戻って一休みし,14時にチェックアウトしてフロント近くのラウンジでコーヒーを飲みながら迎えの車を待っていると,下のレストラン階でお菓子とお酒を無料で振舞っているのを妻が発見してしまいました.どうやら,秋夕に関連したホテルのサービスのようです.集合時間直前でしたが,二人で韓国のお盆を少しだけ楽しみました.ただ,少し酔っ払って慌てたためか,せっかくお土産に買っておいた韓国海苔を置き忘れて来たのが心残りではありますが…
自宅に帰って残念な気分になるほど楽しかったのは,3年前に夫婦で行った沖縄旅行以来です.いつもせかせか移動していることが多いためか,私はゆっくりできるリゾートステイ型の旅行が好きなようです.今回の済州島旅行は,妻も大満足だったようです.韓国がよかったというより,済州島がよかったのだと思います.ソウルや釜山に行っても,これほど良い気分にはならないのではないでしょうか.今まで生きてきた中で,一番楽しかったと断言できるすばらしい旅行でした.済州島旅行,本当に,お勧めです.
2010年9月25日土曜日
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