今日は,昨年3月に研究室から学部を卒業したKS君に来てもらい,産業用ロボットによる研磨作業の自動化に関する研究の引き継ぎをしました.KS君の卒業から一年が経とうとしている今頃になって,引き継ぎをしなければならないという事実が,今の私の研究室の惨状を物語っております.研究室の長として,不徳のいたすところです.
作製したデバイスやソフトウェアを使って,一連の作業を最初から最後まで見せてもらえればよいだろうと思っていたのですが,ロボットを起動したとたんに,今まで見たことのなかったサボーアラームが発生していることが表示され,それ以降の指令を一切受け付けなくなってしまいました.メーカーのサービスに電話で問い合わせたところ,コントローラの中にある制御軸プリント板のサーボインタフェイスモジュールの一枚が,お亡くなりなっていることがわかりました.合掌.もう15年以上も前のロボットなので,色々なパーツが劣化してきているようです.原因がすぐに判明したので,明日中に部品が届くことになったことは,不幸中の幸いでした.原因がわからないままでは,今晩も熟睡できませんからね.
しかし,KS君には,来週にもう一度来てもらわなければならなくなりました.最後に一席設けるので,もう少し協力していただければと思います.
2011年2月17日木曜日
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