「第6回 JSME先端生産技術に関する国際会議」に参加するために,今日の午後は埼玉県の大宮駅近くにある大宮ソニックシティに行って来ました.ここで,第7回型技術者会議1993が開催された時,修士1年の学生だった私は,理化学研究所 基盤技術部に所属する技術研究生に応募することになり,当時の基盤技術部長で東大教授だった中川威雄先生に呼び出されて挨拶に来たことがあります.現在芝浦工業大学教授の安斎正博先生に初めてお会いしたのもこの時でした.それ以来,18年ぶりの再訪となりましたが,運命の地のような気がして仕方ありません.感慨深いものがあります.
今日は,13時20分からの 「Digital design and digital manufacturing (CAD/CAM)」 のセッションで,後半3件の論文の座長を務めました.発表したのは大学院生ばかりでした.1つは修士の学生の発表でしたが,よく練習しているなと思いました.私に汚い英語で嫌な質問をされて,ちょっと可哀想でした.他の博士課程の学生の発表は,やはり違うなという感じでした.最後の論文などは,よいディスカッションに繋がったと思います.
15時40分からの 「Multi-axis control and Multi-tasking machining」 のセッションでは,私の研究室の学生が,自分の研究内容を発表しました.昨日の輪講の発表練習の時に,国際会議で学生が発表する場合,質疑応答で共著者として質問に答えないことを決意しました.厳しいと感じるかもしれませんが,今後,この方針を変える気はありません.実際,このセッションの5件の論文のうちの4件は修士の学生の発表でしたが,全員自分で質問に応えていました.同じ学生なんですから,やれば出来るハズです.結果は,質問が1つも理解できなかったようで,まったく答えられなかったのですが,これで今の自分自身を認識して,今後に生かしてくれればと思います.
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