2012年5月8日火曜日

企業の目的

今日,出席した会議の資料に,20世紀の偉大な経営学者である P. F. ドラッカー のことばが引用されていました.少し自分でアレンジしてみましたが,以下のような内容になると思います.

 企業の目的は,顧客を満足させること. 
 直接的な目標は,顧客の創造と維持である. 
 その活動が,結果として社会への貢献に繋がる. 

 存続は,企業組織の目的にはならない. 
 顧客を満足させるためにのみ,企業組織がある.
 顧客と共に存続するために,利益が必要となる.

 これは,どのような組織にも当てはまるのではないでしょうか.存続するために,顧客に負担を強いるような組織に,未来はないと思います.具体的には,サービスを向上することなしに料金を上げるとか,料金を下げることなくサービスを減らすなどの動きをあげることができます.
 サービスが対価に見合わないと感じたら,顧客はあっという間に離れてしまうでしょう.逆に,対価に見合う絶対無二のサービスであれば,値上げしても顧客は離れないでしょう.当然のことだと思います.

 顧客を創造するためには,魅力あるサービスを提案すること.
 顧客を維持するためには,魅力あるサービスを提供し続けること.

 どのような組織においても例外はなく,実にシンプルだと思います.

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