2012年12月25日火曜日

連載を持つということ

 日刊工業新聞社 「機械技術」 という工業雑誌の2013年1月号から4月号まで,「3次元CAMを100%使いこなすための基礎セミナー」 というタイトルで,連載記事を寄稿することになりました.既に,来年の1月号と2月号のための原稿は提出済みです.最近のTwitterで, 「8,800字,脱稿した!(^O^)/ 次は,次は,1月15日までに8,800字… orz」 などととつぶやいていたのは,この原稿のことなのです(笑) 今日,手元に届いた1月号の83-87頁に,「第1回 CAMソフトウェアの基礎」 が掲載されていました.

 これまでに20を超える解説論文を,学会誌や工業雑誌に寄稿してきましたが,連載をさせてもらえるのは初めてです.ここで,「させてもらえる」と書きましたが,本当にそういう気持ちです.私が編集者だったら,内容の質を落とさず,数ヶ月連続で,〆切を守って原稿を書いてくれる人でなければ,連載なんか依頼しないと思います.それなりに信用されているのだと勝手に解釈しながら,勝手に嬉しく思っています(笑)

 しかし,やはり1ヶ月に1本のペースで8,800字相当の原稿を書き続けるのは大変です.週刊雑誌に連載している作家は,生業にしている人達とはいえ,本当にバケモノだと思います.でも,私の本業は教育と研究です.執筆活動は,数ある副業の中の一つなので,負担に感じるのはあたりまえだと考えています.3月号の〆切が1月15日,4月号の〆切が2月15日となっています.修論や卒論の指導で一番忙しい時期なので,年末年始に少し作業しておくつもりです.

 自分にとって,原稿を書く時に苦しむのは,「書きたい」 内容を決めるまでで,あとは心の赴くままに書くだけです.この時,書きたくなければ書かないで済むように,時間的な余裕がある方が望ましいです.私の場合,朝の8時から書き始めて,10時にはもう書けなくなってしまいます.1日2時間というこのペースでも,述べ10日もあれば8,000字ぐらいは楽に書けます.大事なのは,〆切の10日前までに 「書きたい」 ことが決まっていて,そのための資料が揃っているかということです.

 というわけで,年末はネタ探しに専念し,新年からロケットスタートで,1月中に2本の原稿をあげたいと思います(…と,自分を追い込んでみたりして…)

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