2014年4月28日月曜日

人を妬むということ

 先日,堀江貴文氏の著作「ゼロ」のブックレビューを投稿しました ⇒「m-shige's log: なにもない自分に小さなイチを足していく」.この本,最後の方はちょっと息切れしたのか,トピック的な内容が多くなっています.その中で,少し気になったのは,著者が一度も会ったこのとのない人達の容赦ない人格攻撃に晒されていたというくだりです.

「あなたはボクのなにを知ってるの?」
「僕があなたになにか迷惑をかけましたか?」
「そんなことをして、あなたになんのメリットがあるの?」

 私は人を羨むというようなことはありますが,人を妬むという気持ちがまったく理解できません.ましてや,他人の足を引っぱろうと思ったことも,一度もありません.私が羨むような人は,確かに良い仕事をして,その仕事を評価された人ばかりですし,その仕事を賞賛することはあっても,否定するなんてことはあり得ないと思います.

 人を妬んだり,その人の足を引っ張ろうとするような人間は,自己分析が正しくできていないのだと思います.自分を過大評価しているから,他人の評価との間の大きなギャップを認識できないのでしょう.こう考えると,妬むにしろ妬まれるにしろ,人は少しぐらい謙虚な方が,うまく世の中を渡っていけるような気がします.

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