2014年9月10日水曜日

“誰かが” ではなく “まず自分が”

が,今日10日の 『松下幸之助 日々のことば 「道をひらく」』 のことばでした.「お互いに、面倒なことはついつい“誰かがやってくれるだろう”と考えがちである。確かに、誰かがやってくれればそれでよいのだけれど、誰もがそう考えていたのでは、事態の改善は一向に進まない。やはり、“誰かが”ではなく、“まず自分が”という行き方を心がけたい。」 という解説が添えられていました.「行き方」⇒「生き方」 ではないのかな? あれ? 前もこんなことを書いたような記憶が…

 冒頭から話しの腰を折るようで申し訳ないのですが,私の周りには 「誰かがやってくれるだろう」 という態度の人はあまり居ません.私自身が,そういう人が大嫌いなので,自分から遠ざけているのかもしれません.かく言う私自身も,人に任せるよりは自分でやった方が早いと考えて,仕事を抱え込むタイプだと自己分析しています(異議のある方がおられるかもしれませんが…)

 逆に,「もっと誰かに任せた方がいいのになぁ…」 と思う人はたくさん居ます.そういう人は,仕事の処理能力が高いので,人にやり方を教えることが無駄に思えるのでしょう.また,単純に人に頭を下げるのが苦手だという人もいますね.お願いのつもりが,命令になっているみたいな.両方の問題の合併症という人も,かなり多いと思います.

 私は,人にお願いできる人の方が,よい仕事ができると思っています.このブログで何度も申し上げているとおり,一人でやれることには限界があります.大きな仕事をしたいのであれば,他の人の助けが不可欠です.あと,人にお願いするのでれば,任せた人を信じることも大切ですね.

 現在,私が任されている仕事は,一人ではできないことも多いので,上に書いたことを自分でも肝に命じて,おごることなく進めていきたいと思います.あ,幸之助さんのことばの意図を,まったく無視してしまった.いかんいかん.

0 件のコメント: