2015年10月1日木曜日

平成二七年十月の朔日参り

 今日は10月の1日,布多天神社へ 「朔日(ついたち)参り」 に行って来ました.半袖では肌寒い境内でした.本格的に秋ですね.今回は,今日から後期が始まるにあたり,3月までの業務を無事に全うできるよう祈念しておきました.

 今回も 「幸せ(しあわせ)おみくじ」 を引いてみたところ,結果は,「吉」 でした.大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶 なので,先月の 「大吉」 から1ランクダウンしましたが,内容は示唆深いものでした.実力を蓄えて,じっとチャンスを待っている状態です.仕事も,愛情も,健康も,焦らず待つことが大事とのこと.今月はじっくり行きたいと思います.

 くじと一緒に入っていた縁起物は,通算2個目となる 「福銭(ふくせん)」 でした.というより,2回引いて,2回とも福銭.どうも,漫然とおみくじは引くのはダメなような気がしてきました.次回は,違うアイテムを引けるように,気合を入れていきます.

 東京都神社庁が毎月発行している格言集 「生命の言葉」.平成二十七年十月の言葉は,日本女子大学を創立した,「成瀬仁蔵(なるせ じんぞう)」 先生のことばでした.

 聴くことを多くし、
 語ることを少なくし、
 行うところに力を注ぐべし

『大正五年、日本女子大学校(現・日本女子大学)の第十三回卒業生の修養会の第九条。続く第十条の一句には「人を知るに努めよ之れ己を知るの階梯(かいてい)なり」とある。』 という説明が,リーフレットの裏に書いてありました.

「かいてい【階梯】《本来は「はしごのだん」の意》 学問・芸術などを学ぶ段階。また、物事の発展の過程。」 出典:iPadの大辞泉

 常に他者を尊重することで自らの独善に陥ることなく,自己の向上と正しい行いの実行を説いたという成瀬先生.解説よりも,ことばそのものに耳が痛い思いです.ことばのように振る舞いたいと思ってはいるのですが,なかなか思うようにいかないものです.まだまだ,修行が足りません.一体,いつになったら修業するのでしょう? とにかく,精進するしかないのでしょうが…

0 件のコメント: