2016年5月17日火曜日

JST新技術説明会

に参加して研究紹介をするために,今日は市ヶ谷駅の近くにある 「JST東京本部別館」 に行って来ました.「ライセンス・共同研究可能な技術を発明者自ら発表!」 というコピーからも分かるように,産学連携の促進を目的とした企画です.今回,産学官連携センターの方からお声掛けいただき,初めて参加させていただくことになりました.

 企業や大学の関係者が100名も参加すると聞いた時は,正直,半信半疑だったのですが,会場に到着してみると,かなり大きな部屋がほぼ満員となっていました.大学の研究成果に興味がある企業がこんなにたくさんあるということを,とても意外に思うと同時に,大変喜ばしく思いました.

 今回は,「迅速試作のための力覚援用による機械加工インタフェースの開発」 というテーマで発表させていただきましたが,他の研究者の方が発表していた内容と比較すると,正直,ニッチ過ぎたのではないかと感じています.私が中小企業の人達と話が合うのは,おそらく,私が興味を持って取り組んでいることが,中小企業の仕事と相性が良いからなのではないでしょうか.自分の研究の立ち位置を再認識させていただきました.

 発表後に交換した名刺は多くありませんでしたが,前向きに検討いただけそうな感触もあったので,良い縁に繋がればと思います.発表の最後にも少し触れましたが,出来る出来ないだけではなく,不可能を可能にするように一緒に考えてくれる企業との共同研究を希望します.

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