2008年10月21日火曜日

やはり,ロボットか...

 今日,前学期に1年生を対象に行った「知能機械工学基礎セミナー」を受講した学生の感想文が回覧されてきたので,全てに目を通してみました.この講義は,8研究室が一回目の90分で専門とする研究分野に関する講義を行い,2回目の時間で研究室自体を見学してもらうというものです.講義&見学を担当しない教員は,課題を用意してプレゼンさせることになっています.私は講義&見学の方を担当しました.
 読み終わった第一の感想は,やはり卒研配属でも人気のあるレスキューロボットに取り組んでいる研究室のことを書いている学生が目立ったということです.ロボットの研究自体が学生にとってイメージしやすいうえに,人の役に立つということも明確で,人気があるのもわかる気がします.
 実は,私は講義も見学もばっちり対応できたと思っていたので,かなり期待して読み始めたのですが,私の研究室のことを明確に書いてくれた学生は4名でした.どうやら私一人で舞い上がっていたようです.正直言って,ちょっとがっかりです.でも,講義を担当された他の先生も,学生が興味を持つように話していたということがよくわかり,全体として学生には好評だったようです.
 大学の講義で学んだことをどこで使うのかイメージできないために,学生のモチベーションが低下するという話をよく耳にしますが,この講義でイメージできた学生が多いと感じました.この講義を継続するかどうか議論されることもありますが,継続した方がよさそうですね.

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