今日の午後は型技術協会 金型多軸加工研究委員会の会合で,生麦にある 日産自動車 横浜工場 パワートレイン開発本部 を見学してきました.型技術協会の名の下での見学ということで,メインはクランクシャフトや高速ジョイントなどの鍛造用の金型でした.他にもダイカスト用の金型もありました.今年できたばかりの工場に引越してきて間もないということで,まだ生産ラインのレイアウトには余裕があるように見えました.
鍛造用の金型は消耗が激しく,特に冷間鍛造用のものは消耗が著しいうえに精度も厳しいので,一つの金型で一万ショット程度しか打てません.これは射出成形やダイカストの金型と比較してかなり短命です.そのため,この工場では半年で250型というペースで金型を作っているそうです.品質工学の手法を使って加工条件を徹底的に検証しているということです.切削は全てドライのように見えましたが,もしかするとセミドライかもしれません.
やはり,工場はいいですね.和みます.今日も撮影は不可でしたので,残念ながら写真はありません.
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