2009年12月17日木曜日

本当に強い大学2009

という特集の週間東洋経済を,昨日の電車移動中に読み終えました.10/24の発行となっているので,2ヶ月前のものをやっと読み終えたということになります.最近,公私ともに忙しくて,本を読む時間がありません.よほど活字に飢えていたようで,昨日は読書に夢中になって何回も電車を乗り過ごしそうになりました.
 今回の大学特集は毎年企画,掲載されているもので,私は3年まえからこの特集の号は欠かさず購読しています.我が電気通信大学は,総合評価で昨年度25位から今年度72位と,かなり順位を落としていますが,これは最近敷地内で目立っている耐震工事のための支出増加が影響しているということなので,関係者としては仕方のないことだと思います.しかし,客観的に見られるとイメージはよくありませんね.事情を考慮しないで数値だけで評価したものを大々的に公開されることには少し不満を感じますが,編集側も各大学の事情まで調べて説明する時間も紙面もないのでしょう.
 読み終えた感想としては,これからの大学の方向性を示すキーワードは「キャリア教育」と「グローバル化」となるようです.グローバル化はともかく,キャリア教育の必要性については色々と考えさせられます.数年前に,本学でもキャリア教育が始まることになったとき,教員の先輩方が「電通大で,キャリア教育か...」と嘆いておられたことが印象に残っています.私個人としては,自分の進路を他人にああしろこうしろと言われることには嫌悪感を覚えるのですが,今はそういう人間は古いタイプなのかもしれません.求められていることには,応えなければなりません.責任重大です.
 この東洋経済という週刊誌,連載コラムも充実していると思います.今回は122ページの『「対話力」入門』の内容に感銘を受けました.私は,感銘を受けた記事はコピーして,自室のロッカーに貼り付けているのですが,この記事もそうしようと思わせる内容でした.

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