2010年11月2日火曜日

JIMTOF2010閉幕

 11月2日火曜日は,JIMTOF2010の最終日となりました.1限の生産システム工学の講義の時,JIMTOFに行ったかどうか学生に質問してみたところ,4,5名の学生が見学に行ってくれたことが分かりました.これからの彼らの活動に,大きなプラスとなるでしょう.
 講義後,雑務をいくつかこなし,13時半に予約していた人間ドックのフォローアップ検診のために,虎ノ門病院に向かいました.前回行った尿と血液の再検査の結果は,オールグリーンというワケではありませんでしたが,「まぁ,大丈夫でしょう」という先生のお言葉をいただきました.年々,検査を突破するのが難しくなってきたような気がします.来年は本当に心配です.
 診察終了後,すぐにJIMTOF会場の東京ビックサイトに移動しました.新橋からゆりかもめに乗り換えましたが,最寄の国際展示場正門まで20分強と,りんかい線より時間がかかるような気がしましす.しかし,東京ビックサイトの建物が近づいてくる様子を見ているうちに,居るべき場所に帰るような気分になり,なかなか感慨深いものがありました.
 15時頃,学生向け企画のブースに到着すると,学生達が懸命にシステムを運営していました.400個分用意したキーホルダー用のチェーンも底をつき,チェーンなしで提供している状態でしたが,それ以外は特に大きな問題はなかったようです.撤収作業を開始することにしていた16時まで対応し,16時から各装置の梱包を始めました.どの装置も大きな故障もなく,6日間の活動を無事に終えることが出来ました.
 ちょうど梱包作業が終わった頃,搬入の時にお世話になった赤帽の方から電話があり,外の駐車場に到着したとのこと.早速,台車で荷物を車近くまで移動させて軽トラックに積み込み,私は往路と同様,助手席に乗って調布の大学に戻りました.19時頃大学に到着し,待機していた学生と一緒に荷物を研究室の学生部屋に移動させた後,さっそく荷物を開梱して,全ての備品の有無の確認を終了しました.

 今回の企画で作製したオリジナルキーホルダー,予想していた製作数を大幅に更新することができたので,大成功だったと言えるのではないでしょうか.バーチャル林檎加工の方も,色々な方が遊んでくれました.どちらの企画も子供がターゲットだったのですが,子供が目立ったのは日曜日だけです.あとはもっぱらおじさん達が楽しんでいました.
 会期中,特に私の印象に残っているのは,出来上がった透明のキーホルダーを天井のライトにかざして,ニヤーッと笑っている子供の姿でした.今回の企画が,JIMTOFを訪れた人の記憶に残り,今後もJIMTOF,さらには工作機械とその人を結びつける一助になれば,これに勝る喜びはありません.
 今回の企画を成功裏に終えることができたのは,4月からこの企画のために活動してくれた私の研究室の学生達はもちろん,当日の運営を手伝ってくれた本学や他大学の学生の皆さんのおかげです.皆さんの真摯な協力に,心より御礼申し上げます.

 さよなら,JIMTOF2010.次は,JIMTOF2012でお会いしましょう.

0 件のコメント: