が,本学東5号館3階 341教室において開催されました.「通機会」は電気通信大学の機械系学科 (通信機械工学科,機械工学科,機械工学第二学科,機械制御工学科, 知能機械工学科)および専攻の卒業生 (修了生),在学生,現・旧教職員相互の連絡と親睦をはかることを目的に設置された組織で,要するに,電気通信大学機械系学科の同窓会ということになります.1期4年となっており,今日で第7期が終了して,第8期が始まります.私は学内幹事の一人として,今日は会場準備を担当しましたが,問題なく使えると思っていた有線マイクやビデオケーブルに不具合があるなど,想定外のトラブルに襲われました.やはり,会場や使用機器については,当日ではなく,事前に確認しておくべきでした.
総会は,第7期活動報告から,第8期会長就任と挨拶,第8期活動計画と,滞りなく進み,学科創設50周年式典では,来賓挨拶の他に,学科の黎明期に関する歴史資料や,50周年記念企画「機械系学科研究室の50年史」製作の紹介などがありました.
最後に行われたパネルディスカッションでは「高い理想・目標を達成するためにM専攻/学科が目指す教育とは」というテーマで議論がなされました.企業の人は,新入社員の基礎学力が足りないと感じているようです.それに対し,今年から講義重視のカリキュラムになった新専攻に入学した大学院の学生達は,後期も履修しなければならない講義があるなど,研究する時間がなく,不満を感じているようです.お互いの希望がねじれた状態になっているようです.修士課程修了後は,企業に就職する学生がほとんどなので,企業の要望を容れることも重要だと思います.しかし,せっかく大学院に進学したのだから,研究活動をしっかりやって欲しいというのが,教員としての本音でもあります.こういう場合は,両方やるしかありません.最近の大学院生は大変ですね.また,1, 2年生のときは基礎教育を重視するカリキュラムとなった新学部入学生達は,早く専門科目を履修したいと思っているようです.ここにも,教員との間に大きなギャップを感じます.一方,あるOBの方も意見しておられましたが,学科の過去を振り返るだけではなく,学科の未来に向けた提言があってもよかったのではないかと思いました.
式典終了後,学内のレストランで懇親会が行われました.久しぶりに他の研究室の学生と話す機会となり,楽しく過ごすことができました.しかし,6千人を超える卒業生のうち,今回の総会&式典に出席したのは,学外のOBが20名程度,学内幹事を含めた学科に所属する教員が約10名,来賓が4名,アルバイトを含めた学生が約15名,合計約50名という事実には,寂しさを感じました.もったいないことだと思います.
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