2011年6月4日土曜日

父の見舞いに東大病院へ


 今週,父が東大病院で目の手術を受けて,そのまま10日間ほど入院することになりました.本日,夫婦で見舞いに行って来ました.
 父が東大病院のお世話になることは想定外でした.父の目の病気はずいぶん前から分かっていたことですが,緊急を要することはないということで,来年の2月に地元の病院で手術することになっていました.ところが,最近の検査で病状が予想以上に進行していることがわかり,手術の時期を早めなければならなくなりました.しかし,予定していた病院の予約がいっぱいで対応できないということで,急遽,東大病院で手術することになったというわけです.
 急に決まった手術にかなり困惑していたと思うのですが,会ってみたら意外と普通に元気でいてくれたので,安心しました.経過も良好のようです.しかし,手術の時の様子を聞いて,やはり目の手術は怖いなと思いました.父は,本当によく頑張ったと思います.
 談話室の窓から東京スカイツリーが見えました.実は,肉眼で見たのは初めてです.距離感がおかしくなるほど巨大ですね.
 東大には数えきれないほど足を運んできましたが,その隣にある東大病院の中には,これまで一度も入ったことはありませんでした.さすがに,これまで来た中で一番すばらしい病院でした.父の病室は二人部屋でしたが,きれいなトイレやシャワーが付いていて,ちょっとしたカプセルホテルのようでした.結果的に,東大病院に入院できたことは,父にとってよかったのかも知れません.
 帰る時に,本郷キャンパスの中を歩いて帰りました.意外にも,妻は東大に来たのは初めてということでした.古くて重厚なイメージの建物がたくさん建っていることに,感心しきりのようでした.構内に民間のレストラン,カフェ,コンビニなどが入っていることにも驚いていました.
「同じ国立大学とは思えない」とか.大きなお世話です.

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