今日は朝から,私の研究室が所属する研究カテゴリーの修士2年の中間発表がありました.私の研究室からも,修士2年筆頭(と言っても一人しか居ませんが…)の小池さんが満を持して出陣しました.
しかし,小池さんの発表は完全な失敗に終わりました.私の研究室から一人だけの参加ということで,他の研究室のパソコンにデータを入れて発表を始めたところ,フルカラーの動画が真っ黒になり,きちんと表示されなかったのです.苦労して作成した動画がまったく生かされませんでした.おそらく,一番悔しい形での失敗ではないでしょうか.最近はあまり聞かなくなったトラブルでしたが,当時言われていたように,動画を使う発表の時は他人のパソコンは使わない方がよいでしょう.
他にも,準備不足で遅刻してきた人,レジメが内容に不備があった人,練習不足で時間内に終了できなかった人,スクリーンに向かって一方的に話していた人,人に評価してもらおうという態度には見えなかった人,研究の目的と結論に相関が見られない人,自分の研究の位置づけを理解していない人,使っている道具の説明ができない人,質問を理解できない人,エトセトラ,エトセトラ.最後の方の学生が締めてくれたので,後味はなんとかまとまりましたが,その他の学生については,半年後となった来年2月の審査会が心配になるような内容でした.
修士課程の学生がやるべきことは,修士論文を書くための研究です.それがこのような状況では,日々の活動において「真剣味が足りない」と断言せざるを得ません.準備不足の学生だけでなく,質疑にきちんと対応できなかった学生まで,猛省してください.
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