お盆前にほぼ完成して,お盆明けから樹脂を押し出すテストをすることにしていた卓上3Dプリンタですが⇒ m-shige's log: CupCakeCNC: 押し出しテスト,実は先週行った作業で,造形ヘッド=プラスツルーダーの樹脂を送り出す部分の誤差が大きすぎて,うまく樹脂を送れないことが分かりました.昨日,誤差を補正するための部品をIllustratorで描いて,昨年度研究室に在籍していたM君に,厚さ2mmのアクリル板からレーザーカッターで切り出してもらいました.
さらに今日の午前中,この際,できることは全てやってしまおうと,樹脂を溶かすヒーターバレルからノズルまでの部分を補強するパーツをSolidWorksで自作し,学科の3Dプリンタで造形してしまいました.どちらの追加部品も,かなりいい感じです.考えられることは,すべてやりました.
早速,プラスツルーダーを組み直し,3Dプリンタを制御する(?)ソフトウェア「ReplicatorG」のコントロールパネルから,ノズルの温度を240℃に上昇させ,スピード255で樹脂を送ってみたところ,「見事に溶けた樹脂がノズルの先端から出てきました!」 このときは,ちょっと感動しました.「このまま耐久テストだ!」 と調子にのって,用意した樹脂をすべて溶かし出してしまおうと連続運転していたところ,1mも出さないうちに,樹脂が出てこなくなってしまいました.確認してみると,モーターに取り付けた真ちゅう製プーリーと同期して樹脂を送り出す「アイドラーホイール」が回転していません.プラスツルーダーを分解して確認してみたところ,アイドラーホイールを構成するアクリル板とベアリングの接着が剥がれていました.今度は念入りに接着し,一晩乾燥させることにしました.明日,綿密に調整した後,再度トライする予定です.今度こそ成功する予感がしますが,耐久性については,永久に不安です.
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