2011年9月25日日曜日

ONE PIECE 巻二十三

 今月,妻が職場の同僚から,「ONE PIECE」の1巻から23巻まで借りてきました.楽しそうな職場で,本当に羨ましいです.
 「ONE PIECE」は,子供から大人まで幅広く人気のある作品ですが,私はこれまでに一度も読んだことがありませんでした.「読みもしないで,面白いとか,つまらないとか,語る資格はない!」 ということなので,私も読ませていただきました.大変テンポのよい作品で,どんどん読むことができました.最近の漫画は善悪がぼやけていて,大人は楽しめるかもしれないけれど,子供にはどうかな?という作品が多いように感じていましたが,この漫画は子供にも安心して読ませることができる「正統派」だと思います.これこそジャンプの本流と言えるのではないでしょうか.チョッパーに人気があるのも,よく分かりました.
 23巻の208話「守護神」で,時限式の爆弾を持って飛び立った親衛隊ペルが爆発した場面では思わす涙が出ました.アニメや映画を見て泣くことはありますが,漫画を読んで泣いたのは,小学生の時に読んだ「キャンディ・キャンディ」以来ではないでしょうか.読者に感情移入させる構成と画力が大変素晴らしいと思いました.
 ONE PIECEの単行本は63巻まで発行されているとのことで,あと40冊も読まなければならないことになります.急いでいるわけではありませんが,妻には残り40冊を必ず借りてきてくれるものと期待しております.

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