2012年7月6日金曜日

「思いやり」とは想像力

が,私がバイブルとしている本「暮らしの絵本 お仕事のマナーとコツ」の冒頭に載っている 「お仕事10か条」の第3条でした.『お客様や消費者の立場に立つのと同様、仕事相手(関係者)の立場に立って物事を考えられるのが仕事名人。そして、そこに欠かせないのが想像力。つねに、相手が何を欲しているのか、どうすれば、快く仕事をしてもらえるかを、先回りして想像する習慣を身につけましょう。』  という解説が添えられていました.

 私は,研究室の学生によく「どんなことでもシミュレーションできるようになれ」と言っています.これをやったらどうなるのか,起こるであろうことを可能な限り想像して,ミスを事前につぶしていく.「やってみなければ分からない!イケイケドンドン!」 は,やることをやってからの最後の段階です.

 上のことばが言わんとしている上司や同僚の反応を想像することも,まったく同じだと思います.最近の若い人はなどと,おじさんみたいなことをあまり言いたくはないのですが,最近の若い人は,非常に残酷な言動を,あっけらかんとしているような気がします.悪気はないということは理解しているつもりですが,私もデリケートな人間なので,踏み台なんかにされたと知ったら,深く傷つくことを理解して下さい.

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