2012年12月15日土曜日

型技術協会 平成24年度 第3回理事会

に出席するために,平成24年12月14日金曜日は,宿泊した金沢から広島にあるマツダ株式会社本社に移動しました.金沢から特急サンダーバードで新大阪まで移動しましたが,途中は完全な雪景色でした.

 マツダ本社入口のロビーには,真っ赤な新型ATENZAが飾ってありました.ずいぶん深みを感じる印象的な赤だなぁと思っていたら,鮮やかさと深みを兼ね揃えたこの赤を出すために,何年もかけて塗装方法を開発したのだそうです.このこだわり方に,マツダらしさを感じました.

 理事会の前に,宇品プレス工場とツーリング製作部を見学しました.プレス工場は,残活材の徹底活用など,材料歩留まりの向上に力を入れているそうです.CX7からCX5では,かなりの歩留まり改善が図れたとのこと.自動車メーカーのストイックさには,敬服するしかありません.6軸多関節ロボットで自動化されたタンデムラインの迫力に圧倒されました.
 ツーリング製作部では,アウターパーツ用の金型を,一個造り一個送りで製作しています.ここは以前,協会の技術交流会で見学したことがありました.改めて見てみると,最近見学したトヨタ自動車元町工場のスタンピングツール部と比較して,大分雰囲気が違います.軽々には言えませんが,良い意味でメーカーの姿勢が現れていると感じました.

 理事会では,担当となっている協会Webコンテンツ英語化の予算提案と,来年6月に開催される型技術者会議2013の進捗状況について説明しました.英語化の予算は承認されたので,今後は業者と相談しながら作業することになります.

 夕方からは,市内にある 「ふく料理公許第一号」 のお店で忘年会が開催されました.ふぐ料理の老舗ということですが,本当に美味しいふぐ料理でした.ふぐ刺しは,料理の芸術品ですね.二次会のカラオケまで,本当に楽しい時間を過ごすことができました.素晴らしい人達と一緒に,日本のものづくりに関わることができる幸せを感じています.

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