2013年9月14日土曜日

2013年度精密工学会秋季大会 二日目


 平成25年9月13日金曜日は,2013年度精密工学会秋季大会の二日目,朝一B室のセッション 「多軸制御加工計測(1)」 で,私の研究室の修士1年の2人が,卒研から取り組んでいるテーマを発表しました.2人とも緊張気味でしたが,発表自体はまったく問題ありませんでした.質疑応答の時に,もう少し気の利いた対応をしてくれるとよいのですが,これだけは経験によるものなので,引き続き頑張って欲しいと思います.

 お昼は,来年の7月に金沢で行われる国際会議 「ICPE2014」 の実行委員会に出席しました.目標とする論文件数は200件,それを目指して,9月20日まで延長された 「Abstract submission」,そろそろ,自分で発表しますか.

 13時20分からは,B室で行われた 「多軸制御加工計測(3)」 の座長を務めました.4件の論文は,いずれも多軸制御工作機械の運動精度に関する内容でした.私が組んだわけではありませんが,意見交換も活発で,よいセッションになったと思います.

 15時頃から,「BIGホール100」で 行われた 「贈賞式・受賞講演」 に出席しました.今年度の精密工学会賞は,農工大のTTM先生と元マツダのTTTさんでした.どちらもよく知っている方で,心より御祝い申し上げます.
 16時30分からの特別講演会では,パナソニック株式会社の特別顧問の方が,『「日本のエレクトロニクス産業の変遷」~体感的な40年の変化と今後の課題~』 という題目で講演されました.現場とともに歩まれて来た講師の方の周囲で,日本の電機産業がどのように変わってきたのかがよく分かる,大変素晴らしい講演でした.聴講して,よかったです.

 18時からは,「百周年記念会館ホール」 で行われた懇親会に参加しました.今回は,テーブルの上にある料理に一度も手を出さず,出店された屋台のものばかり食べていました.それだけで,充分にお腹いっぱいになりました.もう,立食パーティーでガツガツ食べるようなこともなさそうです.こんなことからも,自分の歳を実感します.

 懇親会を抜け出し,学会賞を受賞されたTTM先生を囲む皆さんに混ぜていただき,南方駅前の居酒屋で二次会となりました.学会に教え子に囲まれながら過ごすのは,嬉しいことだと思います.私も,実践しなければいけないね.教える側,教えられた側として.紳士的な皆さんのおかげで,楽しく一日を終えることができました.

 宿に戻ってからも,日中のメイルに対応しなければならず,睡眠不足で大分疲れてきましたが,残り一日となった学会を,しっかり堪能したいと思います.

0 件のコメント: