2013年10月14日月曜日

人に伝えるということ

 後期の月曜日は,2限の10時40分から,新カリキュラム60人弱に対して,生産システム工学の講義,7限の19時30分から,旧カリキュラムBコース4名に対して,生産システム工学の講義となっています.これまでは,どうせやるのなら,大勢の学生に対して講義した方が教え甲斐があると思ってきましたが,今日の2つの講義を終えた感想としては,どうもそうでもないらしい.

 今日の夜の講義は,1名が無断欠席したため,受講生は3名しかいませんでした.私は講義中に,学生に対してたくさん質問をします.60名もいると,半分の学生が1回質問に答えるかどうかですが,3人だけだと何回も答えなければなりません.今日は,1人5回以上答えさせたのではないでしょうか.ずっと私が見ているので,当然,居眠りなんて出来ません.

 負担を多く感じて,嫌になってしまうのではないかと心配しましたが,講義中の反応や,講義後の質問の内容から,何かを感じてくれたような気がしました.誤解を恐れず言えば,午前中の60人に対する講義よりも,手ごたえがあったように感じました.人に何かを伝えるには,時には教えをねじ込むような強引さが必要なのかもしれません.

 たったの4人ですが,私の講義を通して,彼らの何かが好転すればと思います.自分勝手な,うぬぼれかもしれませんが.

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