2014年5月19日月曜日

困っても困らない

が,今日19日の 『松下幸之助 日々のことば 「道をひらく」』 のことばでした.「困難に出合うと、人はともすれば慌てたりうろたえたりしがちである。しかし慌てても問題をさらに深めるだけ、うろたえてもさらに判断に迷うだけである。大切なのは、心を萎縮させないこと、困っても困らないことである。心を落ちつけ、希望をもって当たれば、打開の道は必ず開けてくる。」 という解説が添えられていました.うーむ.この言葉の解説には,何も足すものがありませんねー

 真っ先に思い出すのは,機械加工の時の出来事です.手動で動かしていたら,主軸をジグにぶつけてしまい,慌てて離そうと動かしたところ,間違って逆方向に送ってしまって,ますます損害を大きくしてしまったとかね.そこからさらに慌てて,何を考えたか知らないけれど,電源を落としたりなんかしたら,もう,最悪ですよ.ははは.はぁ…

 ゴルフでも同じことです.トラブルショットの後で,慌てたりうろたえたりしても,さらにトラブルを深めるだけです.目の前で起こっている問題は,もう,消えたりしないのです.であれば,その時点でやるべきことを冷静に淡々とやるだけです.OBを連発するのも,バンカーで大叩きするのも,冷静であればできることが,慌てているからできなくなっているだけだと思います.

 冷静なときは分かっていることでも,問題に直面すると忘れてしまうことも多いです.そんな時は,周囲の人の気遣いが嬉しいです.私がパッティングでカップを中心とした往復運動をしている時に,「ちょっと,休憩しましょう!」 と言って,先に打って時間をおいてくれたりすると,次のパットで必ず入りますから.今の私は,自分のことで精いっぱいなので,こんな気遣いができるような余裕を手に入れるのは,まだまだ先になりそうです(笑)

 それにしても,ゴルフというスポーツは,その人の生き様がそのまま出てきそうで,ちょっと怖いですね.何度も書いていることですが,上手い下手よりも,プレイした後に 「また,一緒にラウンドしましょう!」 と言ってもらえるようになりたいものです.あ,いつのまにか,またゴルフの話になってしまった.いかんいかん.

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