2014年5月22日木曜日

おれたちの頂

という漫画の文庫版を,一昨日の深夜に読了しました.「スポーツ青春漫画の名手・塀内夏子のデビュー作にして、山岳漫画の金字塔。」 当時の作者は 「塀内真人」 というペンネームでした.私が中学生の頃,この漫画を熱心に勧める友人がいて,コミックを借りて読んでみたところ,すっかりハマってしまいました.自分でもコミックを購入して,何度も何度も読んでいたことを思い出します.


 最近,日曜日の夕方にフィットネスクラブでマシンを漕ぎながら見ているアニメ 「ハイキュー!!」 からの流れで,やっぱり好きだった漫画で,今でもコミックを持っている同じ塀内夏子氏の作品 「涙のバレーボール」 の話題になり,そこからこの 「おれたちの頂」 のことを思い出すまで,あまり時間はかかりませんでした.何気なくWebで検索してみたところ,「不朽の感動作がヤマケイ文庫で復刻!」 したということで,思わずAmazonで衝動買いしてしまったというわけです.

「2人の少年の山に賭ける情熱や友情を軸に展開する青春山岳ドラマ。」 懐かしいというより,記憶どおりの絵だったので驚きました.よっぽど,この漫画を読み込んでいたのだと思います.クライマックスはやはり,ローツェの山頂で恭介が死ぬところだと思いますが,終わり方も印象的で,本当に良い作品ですね.それにしても,私が 「山と渓谷社」 の本を買うことになるとは想像もしていませんでした.この作品を復刻した 「山と渓谷社」,グッジョブ! です.

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