2014年9月17日水曜日

2014年度精密工学会秋季大会 二日目

平成26年9月17日(水)は,「2014年度 精密工学会秋季大会」 の二日目でした.今日は朝からほぼ曇り空で涼しい一日となりました.昨日一昨日の蒸し暑さが,異常だったのかもしれません.連日の上着なし&ノータイでのクールビズ強行となりました(笑)

 午前中は,研究室の先輩であるKNZW大学のASKW先生がオーガナイザーを務める 「オープン指向のCAD/CAM開発」 のセッションを聴講しました.どの発表も,とても楽しく拝聴しました.やはり,自分の専門は作業設計なのだと実感しました.次回から,5軸CAMに関するネタは,このセッションに出すことになるかもしれません.

 午後からは,私がオーガナイザーを務める 「多軸制御加工計測」 のセッションが行われ,本研究室の修士1年のISI君が,「スクエアおよびラジアスエンドミルを用いた5軸制御による側面加工の最適化」 という題目で発表を行いました.
 とってもシャイなISI君,昨日はホテルでずっと発表練習していたそうです.発表中,揺れ動く心がひしひしと伝わってきましたが,無事終了.続く質疑応答でも,途切れそうな意識を必死に繋いでいる様子でしたが,なんとか持ち時間を全うすることができました.質疑応答の内容から,彼の研究の未来が見えたような気がします.今回の発表の経験を,来年参加することになっている国際会議に生かして欲しいと思います.

 16時30分からの特別講演会では,鳥取大学 乾燥地研究センター長 恒川篤史 教授が,「鳥取砂丘発の乾燥地科学 -砂漠化と闘う-」 という題目で講演されました.地球の41%が乾燥地,そこに人類の1/3に相当する20億人が生活している.乾燥地はフロンティア.農業と同様,工学者も貢献できることがあると思います.

 特別講演会終了後,バスで 「地場産プラザ わったいな 食育交流ホール とりっこ広場」 に移動して行われた懇親会では,海の幸が大量に振る舞われ,ダイエッターの私も,刺し身,焼き魚,煮物を堪能しました.くじ引きでは,96番で 「とりりん瓦せんべい」 をゲット! 研究室のお土産として,買おうかどうか迷っていたアイテムでした.超ラッキーです!

 今年の秋の学会も,今回発表した学生が参加する,明日のポスターセッションのみとなりました.研究のことだけ(?)に専念した,素晴らしい二日間でした.明日は,振り返りの一日にしたいと思います.

0 件のコメント: