2015年1月6日火曜日

声なき声に 耳を傾ける

が,今日6日の 『松下幸之助 日々のことば 「道をひらく」』 のことばでした.『言葉にして言ってくれないとわからない、というのも確かにもっともなことではある。しかし往々にして、耳に聞こえてきたときにはすでに手遅れ、ということになりやすい。いつも敏感に、お客様や周りの人の無言の要望、メッセージをいち早く察知して、速やかに手を打つことが、仕事には大事である。』 うーん,このことばには,賛否両論ですわ.

 教員の立場で考えれば,「いちいち言われなくても,自分で考えて動いてよ」 「一を聞いて十を知れ」 なんて言いたいところです.ところが職場では,「そんなこと,言われなきゃ分からないよ」 と言いたくなるようなことがあるのもまた事実です.立場が変われば,考え方も変わるのではないでしょうか?

 しかし,よく考えてみると,私が指示しなくても進んでいることの方が,たくさんあるように思います.それどころか,想定以上のことをしてもらって,感激するようなこともしばしばです.翻って見るに,自分自身は人の期待どおり,もしくはそれ以上の仕事が出来ているのか不安になってきた次第.少なくとも,信用してくれている人の期待を裏切るようなことがないようにしたいものです.

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