2015年9月6日日曜日

精密工学会 2015年度秋季大会 最終日

 平成27年9月6日(日)は,「2015年度 精密工学会秋季大会」 の最終日でした.午前中,郊外を周遊バスで観光しました.まず,前からずっと行きたいと思っていた 「大崎八幡宮(おおさきはちまんぐう)」 を参拝しました.どうやら,来週日曜日の例大祭の関連で,神輿を担ぐようなお祭りの日だったみたい.国宝建造物指定の社殿の前は,ハッピを着た老若男女でいっぱい.大勢の人に見守られながら,慌ただしく何かを祈念しました.厳かな雰囲気を期待していたのですが,こちらの方がよそ者ですから仕方ありませんね.

 続いて,会場からバス停ひとつぐらいのところにある 「宮城県美術館」 を見学しました.理論的に美を追求した 「カンディンスキー」 の作品が目当てだったのですが,宮城が生んだ世界的彫刻家 「佐藤忠良(さとう ちゅうりょう」 の作品に,大変感銘を受けました.人物像の表情が実に自然で,なんとも言えない安堵感がわいてきます.私は,すっかりこの人の彫刻のファンになってしまいました.今後の美術館めぐりに楽しみが増えました.やっぱり私は,絵画よりも彫刻の方が好きみたいです.
イチジク、メロン、白桃、葡萄を使ったフルーツタルト
 午後は,ポスターセッションに参加することになっているツートップに合流して,強引に色々と雑談しました.今回の出張では,M1の二人の今後について,色々と考えることができてよかったと思っています.修了までにやるべきことが明確に見えてきました.決して,楽な道ではありませんが.それにしても,精密工学の王道と言えるようなポスターに囲まれると,私の研究室のテーマって,本当に邪道ですね(笑)

 今回の出張で感じたことがもうひとつ.滞在中,ほとんどテレビを見ない私でも,震災関係のニュースを見聞きすることが多かったように感じました.ホテルで読んだ新聞には,震災関係の記事が毎日掲載されていました.東京はすっかり震災前の雰囲気ですが,現地での闘いは続いているのですね.石巻や女川への再訪を,本気で検討しなくてはいけないね.

 さよなら,精密工学会度秋季大会2015
 来年は,水戸でお会いしましょう

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