2015年11月1日日曜日

平成二七年十一月の朔日参り

 今日は11月の1日,布多天神社へ 「朔日(ついたち)参り」 に行って来ました.参道は 「つくる市」,拝殿付近は七五三の家族,なんとも賑やかな境内でした.地元の人に愛されているという雰囲気が伝わってきますね.

「幸せ(しあわせ)おみくじ」 を引いてみたところ,先月と同じ 「吉」 でした.しかし,久しぶりに勇気づけられるような運勢でした.人から敬愛され,思慕され,仲よくやっていける時らしい.ただし,情にほだされて姿勢を崩したり,不得手なことでしくじったりしないようにせよと,私のことを何もかも知っているとしか考えられない適切なアドバイスもいただきました.肝に銘じたいと思います.

 くじと一緒に入っていた縁起物は,「熊手(くまで)」 でした.同封されていた紙に,『熊手は古くから穀物等をかき寄せるのに用い、「かつこめ」と云われたことから年中の福徳をかき寄せる縁起物として多くの信仰を集めております。』 という解説が書いてありました.今度,神社でビビッと来る熊手を見つけたら,買ってみようかな?

 東京都神社庁が毎月発行している格言集 「生命の言葉」.平成二十七年十一月の言葉は,江戸時代の外宮(豊受大神宮)の祠官,「橘弘政(たちばな ひろまさ)」 のことばでした.

 恩を受け 恩を恩とも おもふなら
  恩を報ずる 心あるべし

『人から恩をうけ、その恩を本当に感謝しているならば、常にその恩に報いるだけの心構えでいるべきである。』 という説明が,リーフレットの裏に書いてありました.恩に報いるには,行動あるのみです.決して,御礼をしろということではありません.自分のやるべきことを全うしろということです.そのために,教えたことが役立っているのなら,こんなにうれしいことはありません.

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