2018年9月23日日曜日

箱根旅行2018秋 初日

 平成30年9月22日(土)から一泊で箱根に行ってきました.「はこね57号(VSE)」 に乗って10時27分に新宿を出発,後部展望席から風景が後ろに流れる様子を楽しみました.

 箱根湯本駅には12時頃到着,すぐに箱根登山鉄道に乗り換えて,「箱根彫刻の森美術館」 に突入しました.13時30分から 「ピカソ館」 で,ピカソの生涯と展示作品について説明を聞くことができる 「ピカソトーク」 に参加する機会に恵まれました.一人で見学したら知らなかったことばかり,大変勉強になりました.
 本当は他の作品もじっくり見学したかったのですが,かみさんと一緒に大量のチコリータと戯れているうちに疲れ切ってしまい,15時での撤退を余儀なくされました.まあ,スポットが多いというメリットを最大限に生かすことはできましたが,美術館の利用方法としてはとても疑問に思いました.遺憾です.

 強羅駅からの送迎バスを利用して,小涌谷にある五感が癒される箱根の湯宿 「箱根小涌園 天悠(てんゆう)」 には16時頃に到着しました.この宿をチョイスした理由の一つが6階大浴場の絶景露天風呂 「浮雲の湯」 だったのですが,この日の夜の男湯は5階の 「車沢の湯」 でした.気落ちしていたのか,背後にあったらしい名物の滝にも気付きませんでした.その時にあるものを思いっきり楽しむという自分のポリシーに反する態度.まだまだ修行が足りませぬ.

 夜は,旬の地素材を活かした日本料理を基本としつつ,各地の文化交流に一役買った東海道のように,色とりどりの食材と和洋の手法が出会うことによって紡がれる献立を楽しみました.
 どの料理も,味付けと量が我々夫婦にとって最適でした.萩真丈,松茸,黄菊,水菜,柚子の 「吸い物」 も印象に残りましたが,芳醇和風ブイヤベース 海老,ムール貝,浅利,真鯛,ペコロス,蕪,ディルの 「魚料理」 が一番でした.この旅館,料理はとても素晴らしいと思います.そして,やはり料理の配点は高いということを実感しました.

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