2018年9月3日月曜日

平成三十年九月の生命の言葉

 東京都神社庁が毎月発行している格言集 「生命の言葉」.平成三十年九月の言葉は,江戸後期の禅僧,詩人,歌人,書家.越後国出雲崎の人.「良寛(りょうかん)」 の句でした.

 いかにして まことの道に かないなむ
 千(ち)とせのうちの 一日なりとも

「千日のうちで たとい一日でも 誠の道に叶うような行いをしたいものだ。『蓮(はちす)の露』(貞心尼(ていしんに) 編)」 という説明がリーフレットの裏に書いてありました.ほんとうに難しいことだと思います.一日一善なんて,夢のまた夢です.
「神道知識の誘(いざな)ひ」 として 「手水(てみず/ちょうず)」 の説明が書いてありました.手水は,海や河原・滝などで行う 「禊(みそぎ)」 の略式なのだそうです.手を浄めることで身体全体を浄める 「外清浄」 と,口の中を浄めることで心を浄める 「内清浄」 の二つの働き.なんとなく行っていた手水舎でのお清めでしたが,これからはより丁寧にやりたいと思います.

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