2018年9月8日土曜日

大規模停電の中で

 平成30年9月6日(木)は精密工学会2018年度秋季大会の二日目でしたが,朝起きてみると停電していました.また雷にでもやられたのかと思ったのですが,どうもおかしい.色々としているうちに,3時過ぎに北海道道南で大きな地震があって,北海道全域で大規模な停電が発生しているということが分かりました.

 とりあえず水と食料を確保しようと思い,近くのコンビニで水と朝食のサンドイッチ,昼食のおにぎり,夕食のカロリーメイトを買い込み,ホテルで待機していたところ,学会から二日目の行事はすべて中止にするというメイルがありました.

 持ってきていた2冊の小説も読み切ってしまい,仕事をする気にもなれなかったので,近くを観光することにしました.「土方歳三最後の地碑」から,ベイエリアをぐるっとおさんぽして,港がもっとも美しく見える「八幡坂」を登り,元町教会群まで行ってきましたが,お店や展示はすべてお休み,気分はさっぱり晴れませんでした.
 午後には学会から「北海道電力をはじめとするライフラインの復旧見通しがたたないため,9/6,7に予定されていたすべての行事を中止いたします.」というアナウンスがありました.今回の秋季大会はこれにて終了.残念無念でございます.ただ,ポスターセッションという難しい取り組みに対して,真摯に向きあって進めてきた実行委員会の皆さんのこれまでのご苦労を考えると言葉がありません.

 電力は回復しないまま夜に突入し,長い長い夜を過ごしました.電気がないと,夜は何もできないんですね.

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