2011年11月5日土曜日

大きな目標が必要です

 最近,日曜日の9時から放送されている,TBS開局60周年記念 日曜劇場「南極大陸」を見ています.このドラマについては,そのうち投稿することになりそうです.影響されやすい私は,中島みゆきさんが歌っている主題歌「荒野より」を iTunes Store で購入し,愛用している初代iPad聴いていましたが,南極とのからみで,2000年からNHKで放送されていた「プロジェクトX ~挑戦者たち~」を思い出し,その流れでオープニング曲の「地上の星」と,エンディング曲の「ヘッドライト・テールライト」も購入してしまいました.「ヘッドライト・テールライト」を聴いていると,思わず口ずさんでしまうと同時に,なんだか泣けてきます.

 プロジェクトXは,戦後のさまざまな開発プロジェクトなどが直面した難問を,どのように克服し成功に至ったかを紹介するドキュメンタリー番組です.Webで調べているうちに,この番組は2005年いっぱい200回近くまで続いていたことを知りました.私は初期の以下のタイトルのものが特に印象に残っていて,DVDまで購入しているものもあります.

第16回 「翼はよみがえった(前編) YS-11・日本初の国産旅客機」
第17回 「翼はよみがえった(後編) YS-11・運命の初飛行」
# 東條輝雄のリーダーシップに感銘を受けました.

第28回 「ロータリー47士の戦い 夢のエンジン・廃墟からの誕生」
第29回 「ル・マンを制覇せよ ロータリーエンジン・奇跡の逆転劇」
# ロータリーエンジンの甲高い起動音が忘れられません.

第30回 「つっぱり生徒と泣き虫先生」
# 山口先生は,教育者としてのお手本です.

第40回 「運命の船『宗谷』発進」
第41回 「極寒・南極越冬隊の奇跡」
# 「やる前からダメだとあきらめる奴は,一番つまらん人間だ」

第51回 「日本初のマイカー・てんとう虫 町を行く」
# 「がんばれ,ねじり棒ばね」

 この番組が人気があったのは,おそらく,大きな目標に向かって全員が一丸となって挑戦する姿に共感する人が多かったからではないでしょうか.今の日本は,誰もが共感できるような分かりやすくて大きな目標が見えにくくなっているような気がします.国民全員で「食料自給率120%達成」を目指すなんて,分かりやすくていいと思うのですが,ダメですかねぇ.

2011年11月4日金曜日

今日は小ネタで勝負です(8回目らしい)

 今日は忙しくしていましたが,ブログで取り上げるようなまとまった出来事がなかったので,久しぶりに小ネタで勝負です.

 どんなに正しいことでも,言い方があると思います.特に,仕事上の話では,同僚が失敗しても,それから良い仕事をしてもらえうように,悪気がないならばコメント程度にしておきたいと考えています.相手の気持をボッキリ折ってしまうような言い方は逆効果ですね.大勢の前やメーリングリストで個人を攻撃するような「ニワトリ会議」,言語道断です.

 講義中に携帯電話をいじっている学生を見かけますが,まったく感心しませんね.最近お会いしたある大学の先生は,講義中に携帯電話をいじっているのを見つけたら,その講義が終わるまで携帯電話を没収しているそうです.講義中につぶやいている学生がTLに散見されますが,何を考えているのでしょうね.

 横浜市戸塚区で採れたしいたけから,放射性物質が検出されたというニュースを聞きました.私の実家は戸塚の近くで,父は仕事を辞め,車も手放して,借りた畑で野菜を作ることを楽しみに暮らしています.先週会食した時も,手提げ袋いっぱいの野菜をお土産に持ってきてくれました.なんだかやるせないですね.被災した農家の人達の気持ちが,やっと分かったような気がします.

 どうも,暗い話題ばかりですいません.書くことがないなら,無理して書かない方がいいかもしれませんね.

2011年11月3日木曜日

秋のゴルフ練習場

 今日の午後は,夫婦でゴルフ練習場に行って来ました.私は,再来週の日曜日に,型技術協会関係者の皆さんと山梨でラウンドすることになっています.最近の練習で球筋がどうなっているか見ておきたいと思っていました.結論から申し上げると,これまでここで練習した中で,一番球筋が安定していました.調子がいいと,いくらでも打ちたくなるもので,気がつくと二人で250球以上打っていました.でも,妻はほとんど素振りをしていたので,8割は私が打ったものでしょう.先週,右手に力を入れ過ぎないようにグリップを変えましたが⇒ m-shige's log: グリップを変えました,この修正もハマっているようです.また,とにかく力を抜くことが大事だということを実感しました.スイングする時は,腕を振るのではなく,腕を下に下ろすぐらいの感覚です.素振りではできているのに,ボールが見えると思わず力が入ってしまいます.これは意識しながら練習を重ねるしかありません.なんにしても,まだまだ練習したいという気持ちで終わることができました.山梨でのラウンドが楽しみですが,自分に期待しすぎるとろくな結果にならないので,あまり意識しないで気楽にいきたいと思います.

T先生の歓迎会

 今日の夕方,先月に着任されたT先生を対象とした歓迎会が,M専攻の若手教員で執り行われました.前回の若手教員の集まりは8月だったんですね⇒ m-shige's log: 知能機械専攻若手教員による懇親会.こういう時は,logに残しておくと便利だなと感じます.前回の投稿にも書きましたが,普段は教員同士で長い時間お話しする機会は,それほど多くありません.歓迎会というより,交流会みたいな雰囲気になってしまったので,主客のT先生には申し訳なかったかもしれませんが.私が知らなかった学科の様子などを色々な人から聞いて,びっくりしたり,喜んだり,悲しんだりしながら,大変楽しい時間を過ごすことができました.幹事を務められたS先生,大変にご苦労さまでした.

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2011年11月2日水曜日

「(株)長津製作所」を見る

 今日の午後は,型技術協会の「第110回技術交流会」で神奈川県川崎市中原区にある長津製作所の本社工場を見学しました.長津製作所は,プラスチック・マグネシウム合金用精密金型の設計・製造およびプラスチック成形加工を手掛けている会社です.ここの会長であるMさんも型技術協会の理事をしておられ,理事会などで親しくさせていただいています.一度,会社を見学させていただきたいと思っていたところ,今回,技術交流会の会場として見学する機会を得ました.
 Mさんによる会社概要の説明の冒頭で,これまで圧倒的な金型輸入国だと思われていた中国が,2009年から世界最大の金型輸出国になっているという話をされました.日本への輸出は少ないだろうとのことですが,東南アジア諸国にはかなりの数が輸出されているようです.この会社は,カメラや携帯電話の部品の金型を得意としてきたのですが,これらの仕事も急減しているそうです.
 昔のフィルムカメラは,機構を収めるために複雑な形をした部品が多かったのですが,デジタルカメラは,レンズ周り以外は簡素な構造になりました.だから小型化できたわけですが,金型の製作は容易になりました.携帯電話も,スライド式や折りたたみ式のものがもてはやされる時代が続きましたが,最近流行りのスマートフォンの筐体は可動部分がほとんどなくなってしまい,金型としては簡単なもので済むようになりました.今をときめくiPhoneの筐体は金属の削り出しですから,金型は必要ありません.日本でしかできないという仕事そのものが,急減しているというわけです.
 このような中で,長津製作所はカメラの鏡筒の射出成形金型でアピールしています.鏡筒とは,レンズを取り付ける筒のことで,カメラのズーム機構を構成する重要部品です.筒の内側に,ヘリコイドやカムを設けるためのアンダーカットがあります.このアンダーカットを外すために,金型は内径多スライド構造となります.非常に複雑な構造となるだけでなく,光学部品を成形するため,高い精度が求められます.日本でしか製作できない,高付加価値金型の一つと言えるでしょう.最近は,より小さい「小径鏡筒」の成形にも挑戦しているとのことです.
 営業技術部の方による3D CAD/CAMと樹脂流動解析ソフトを活用した設計に関する講演も,興味深い内容でした.フロントローディングとは,業務の初期工程(フロント)に負荷をかけ(ローディング),作業を前倒しで進めることですが,この会社では初期設計の段階で徹底的に検討を重ね,金型の完成ではなく,量産の開始を早くすることを目指しています.どんなに早く安く金型を作っても,後で修正や調整などで時間と費用がかかるようでは本末転倒です.分かっているつもりでも,忘れてしまいがちですね.
 技術交流会の趣旨は工場見学なのですが,今回は話題提供の内容に注目してみました.