2008年12月3日水曜日

宇宙博の思い出

 人の進路の分岐点には,何かイベントがあると思います.私は小学生の時に 「将来の夢は科学者」 と言っていたようです.今はエンジニアみたいなことを言う大学教員なので,なんとなく夢はかなっているというところでしょうか.
 科学者になりたいと思ったきっかけは,家族で行った 「宇宙博」 という展示会です.今Webで調べてみると,正式には 「宇宙科学博覧会」 というらしいですね.春らしい気候だった記憶があるので,行ったのは1979年(昭和54年)の春ではないかと思います.私が小学校4年生の時です.会場は今の船の科学館のあたりでした.日本やアメリカの大きなロケットの実物や模型を,ずっと見上げていたのを思い出します.有名な月の石も展示されていたようですが,こちらの記憶はあまりありません.きっと,ものすごく混んで,つらい思いをしたのでしょう.当時は 「宇宙戦艦ヤマト」 というアニメが人気で,私もよく見ていましたが,その世界と実世界がリンクして,なんともいえない気分でした.今でも私は宇宙が好きですが,それは間違いなくこのときの影響だと思います.
 初代南極観測船 「宗谷」 も係留されていて,見学したことを思い出します.宗谷は今でも見学できますが,当時より大分小さく見えますね.ロケットも宗谷も,挑戦者の象徴でした.
 私は,この宇宙博で理系へ進もうというフラグが立って以来,ぶれることなく理系に進み続け,現在に至るわけです.自分で言うのもなんですが,意外と純情なんですね.でも,結果的に幸運でした.宇宙博に連れて行ってくれた両親に感謝しています.

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