2009年9月11日金曜日

精密工学会秋季大会2009二日目

 今日(既に昨日になってしまいましたが)は,精密工学会秋季大会二日目です.朝9時半から行われた75周年祈念シンポジウム「技術ロードマップの死角」で,加工技術に係わる中堅(?)研究者の1人として,ロードマップの加工技術に関する部分について私見を述べるという主旨で20分間講演しました.なんだか,加工技術研究者の代表のように見られそうで,かなり困惑気味だったのですが,このときだけ自分を変えるというわけにもいかないので,加工技術ロードマップについて簡単に感想を述べた後,最近自分なりに考えている加工技術研究の方向性について,自分の考えているとおり話しました.講演よりも,最後にパネラーとしてコメントすることの方が心配でしたが,これも自分が考えているとおり話しました.私の意見をまとめると,以下のとおりです.
1.これからの研究者は,多軸化が不可欠.
 基礎研究⇔応用研究.
 役に立つ研究⇔役に立つか考えない研究.
 予算が取れる研究⇔予算が取れるか考えない研究.
2.今後のビジネスモデル ⇒ マス・カスタマイズ製品
3.パーソナル・ファブリケーション
4.異分野研究との連携の必要性
 シンポジウムの後,学食でインドカレーを食べました.唐揚げを乗せただけでチキンカレーとは?と思いましたが,カレー自体は意外とおいしかったです.しかし,今日の懇親会で名物のカレーが振舞われると聞いていたのを思い出し,選択を誤ったことに気がつきました.
 昼食後,学会が用意したバスで,特別講演と懇親会の会場となっている神戸メリケンパークオリエンタルホテルに移動しました.バスの中から特別講演の時間まで,8月にフィンランドから帰国した産総研の研究員の人と,ずっと話をしていました.日本とフィンランドの教育,仕事,研究などの社会の仕組みの違いについて,色々と話を聞かせてもらいました.根本的に人生観が異なるように感じました.どちらの国のやり方にも,一長一短があると思いますが,聞いているとフィンランドの生活の方が楽しそうですね.なんだか,この前読んだ新書「働き方革命」のことを思い出しました.
 15時から特別講演の後,学会賞贈賞式,受賞講演の後,18時から懇親会となりました.会場も料理もすばらしかったです.神戸牛や明治三年からの歴史があるというカレー,神戸大ブランドの吟醸酒などを堪能しました.20時半に中締めとなり,ホテルのシャトルバスで三宮に移動し,11時まで2次会の後,ホテルに帰りました.明日も9時からのセッションで座長を務めることになっています.今回の大会は毎日早起きでつらいです.お休みなさい.

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