今日,夕食を食べながらHHK総合の人気番組(?)「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見ていました.今日は,盲目の女性研究者の方の話でした.色々な理由で文字が読めない人のために,Webの情報を音声情報に変換する機能について研究されていました.
番組の中で,研究者の方が印象に残ることを話していました.「自分にできることは,限られている.だから,多くの人を巻き込みながら,大きな仕事を成し遂げたい」というようなことだったと思います.しかし,この言葉は,どのような仕事にも当てはまると思います.
私の研究室も例外ではありません.私のできることは,本当に限られています.と言うより,作業自体については,ほとんど無力です.誤解を恐れずに言えば,研究室の学生達は,私のやりたいことを理解して,私の代わりに実現しようと協力してくれているわけです.本当は,言ったとおりにやってくれるだけでもありがたいことなのですが,私は自分が考えていなかったことを,何か実現してくれるのではないかと期待しています.期待が大きすぎると思われるかもしれませんが,私の予想を超える成果を出して修了していった学生が何人もいます.
学生にとっては迷惑な話かもしれませんが,私は自分の研究室の学生は同志だと思っています.私も多くの学生と一緒に,大きな仕事を成し遂げたいと考えています.
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