2010年3月17日水曜日

2010年度精密工学会春季大会二日目

でしたが,色々と対応することがあったので,午前10時半まで大学で仕事をしてから埼玉大学に移動しました.ラッシュの時間帯は過ぎていたので,今日は新宿から埼京線を使うルートを選択しましたが,乗り込んだ快速電車は,各駅停車に乗り換えるハズだった武蔵浦和駅を通過して大宮駅まで行ってしまい,折り返して目的の南与野駅に着いたのは12時10分になってしまいました.埼京線,よくわかりません.なんとか目的の13時からのセッションには間に合ったのですが,結果として慌ててくる必要はなかったと思う破目になりました.詳細を書くことは控えさせていただきます.
 夕方,「ホンダジェットの開発経緯」という題目で,ホンダでF1マシンやジェット機の開発に携わった方の特別講演がありました.どうも最近,長時間の講演を寝ることなく最後まで聴講を全うした記憶がありません.今回の講演も,正直に言って半分ぐらいは寝ていたような気がします.でも,決して内容がつまらなかったというわけではありません.とてもよいことを話されていました.特に印象に残ったのは,研究・開発は継続することが重要だということです.ホンダは今回話題となったビジネスジェットだけでなく,二足歩行ロボットの開発でも有名ですが,どちらの研究・開発も30年ぐらい前から取り組んできたもので,目立った成果が出てきたのは最近ということです.その間,色々な壁にぶつかり,特に1993年頃の経済危機のときには,これらの研究・開発を断念するかどうかの瀬戸際まで追い込まれたそうですが,結果的に継続することになりました.そのうち,ロボットが歩き,走り,ジェット機が空を飛ぶようになったということです.今では,どちらもホンダの技術力の高さを示すものとして一般にも広く認知されています.逆に,これらの成果がなければ,現在のホンダのイメージはだいぶ違ったものになったことでしょう.以前投稿した,TOTOのウォシュレットの話を思い出しました.
 m-shige's log: 将来性を信じブレずに臨む
 夜の懇親会では,後輩が就職した工作機械メーカーの方と話す機会があり,その後輩の近況を聞くことができました.かなり苦労もしたようですが,がんばっているようです.最近の会社の状況について伺ってみると,電子機器や家電の需要は世界的に回復しつつあり,数的には売れてきているが,これまでの値段では買ってくれないので,昔のような大きな利益は期待できないということでした.相手はおそらく中国企業ですね.完全な買い手市場ということですが,仕方のないことだと思います.他にも,人生を左右する貴重な情報を入手するなど,かなり充実した大会二日目となりました.

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