2010年3月25日木曜日

学科送別会2010

 今日は,3月いっぱいで学科から転出するT先生とA先生,二人の助教の方の送別会が,調布のフレンチレストランバーで催されました.最近は,歓迎会も送別会も年下の方ばかりが対象です.特にT先生は,私が教員になった次の年に赴任してきて,私が歓迎会の幹事をしたことが,昨日のことのように思い出されます.お互いに独身だった頃は,色々な店を検討しては飲み歩きました.私が結婚したときは,同じ学科のN先生と一緒に,マッカラン グランレゼルバ 18年を手土産に官舎まで遊びに来てくれました.数年前に結婚されてからは,すっかり付き合いが悪くなってしまいましたが,今でも私の妻が近況を気にするぐらい,公私ともにお付き合いさせていただきました.お互いに思ったことをそのまま言ってしまうタイプなので,気が合っていたのだと思います.新しく赴任される大学での活躍をお祈りいたします.
 最近,親しくしていた若い同僚が,立て続けに転出しているような気がします.本学は助教にだけ任期があるという雇用体制ですが,これでは助教の方が大学に貢献する仕事をする気にはなりませんし,結果的に任期なしの教員にも負担となります.採用した若手教員がキャリアを積んで大学に残り,大学のために力を発揮することができる仕組みを確立することが急務だと思います.具体的には,無限に更新できる任期制度を,全教員に適用するのがベストだと考えています.

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