2010年6月17日木曜日

さよなら,型技術者会議2010

 今日は型技術者会議2010の二日目,昨日より30分遅い9時集合でしたが,30分早く着いてしまいました.自分としては,司会を務めた昨日の懇親パーティでヤマは越えたという気分でしたが,午後の最後のセッションで「機械構造の干渉を考慮した 5軸制御加工用工具経路生成法」という題目で発表することになっていたので,自分なりに気分を高揚させて発表に臨みました.自分で言うのもなんですが,私は普段は温厚な人間だと思っています.しかし,5軸制御加工に関することになると,人が変わったように怖い人間になるような気がします.今日も,私の前の二つの発表を聞きながら,ふつふつと闘志(?)が沸いてきて,直前の発表のときは,かなりネチネチと,えげつない質問をしてしまいました.技術発表は,実際に開発に携わった人が発表した方がよいと思います.自分の発表ですが,学生には決められた時間のプラスマイナス10秒以内で収まるようにしろ,と普段から言っているにもかかわらず,発表時間は15分のところ,13分20秒で話し終わってしまいました.これは,まったく練習をしていないからですね.学生の皆さん,真似をしてはいけません.会場から1件,司会の方から1件,発表内容をよく理解されていると感じる質問がありました.発表する度に,まだまだやることが多い,がんばらねば,と思います.
 午後の特別セッション「がんばる日本の型屋さんパート5」では,工作機械メーカー所属の実行委員がピックアップした元気のある中小企業3社に会社の自慢話をしていただきました.どの会社も,社員を大事にしていることがよくわかりました.講演を聴きながら感じたことをノートパソコンでつぶやいていました.あとから見てみましたが,なかなかいいことをつぶやいていますね.見たくない人には目障りかもしれませんが,これからも機会があれば講演会の様子をつぶやいてみたいと思います.このセッションの最初と最後に,お互いをフォローしている神奈川県の中小企業の方とお会いすることができました.皆さん,同世代とお見受けしました.これでアカウント名と実名がリンクしました.今後ともよろしくお願いいたします.
 夕方18時頃から,実行委員会の打ち上げがJR蒲田駅近くの手羽先唐揚の店で開催されました.オードブルとあんかけ湯葉,手羽先の唐揚などが,大変に美味でした.
 私は,型技術者会議2000から実行委員となり,型技術者会議2006からは幹事を務めてきました.幹事となった会議からは,色々と思い出も多くなりましたが,今回の型技術者会議2010では,古い知人や遠方の知人との再会あり,ツイッターを通して知り合った中小企業の皆さんとの新しい出会いありと,自分にとっては今までにないほど思い出深いものとなりました.来年の型技術者会議2011の企画に係わるかどうかは未定ですが,係わることになった時は参加者の皆さんに喜んでもらえるように尽力したいと思います.皆さん,型技術者会議2011でお会いしましょう.
 型技術者会議2010一色の三日間でした.12時頃帰宅した時には,眠くてたまらず,風呂に入ってからブログを書き始めましたが途中で断念し,翌日の昼休みに書いています.


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