2010年6月17日木曜日

満員電車で寿命を縮める

 昨日まで開催された型技術者会議2010のために,朝早くに調布から京急蒲田まで電車移動をしました.調布から新宿までの京王線は,快速や急行に乗らず,各停を利用したため,苦手の満員電車を回避することができましたが,問題は新宿から品川までの山手線でした.外回り電車のホームで到着した電車から乗客が降りてくるのを待っていると,一列になっていつまでもダラダラと降りてきます.しかし,降りきる前に乗り込んでしまうわけにもいかないので,イライラしながら待っていると,今度は後ろからひじで突き飛ばされ,まだダラダラと降車中の客とぶつかりながら乗車しなければならなくなりました.明らかに悪意を感じたので,突き飛ばした男性客を睨みつけてやったところ,あちらも睨み返してきたばかりか,何かブツブツと文句を言っているではありませんか.頭おかしいんじゃないですかね.
 最悪の気分のまま,品川で山手線を降り,京浜急行線下りの特快に乗り換えたところ,今度は後ろから乗客が続いているというのに,入口で完全に立ち止まる男性客.もっと奥に進んでくれ,と言ったところ,これもブスッとした表情でしぶしぶと奥に進んで,空いている席に座りました.そしたらなんと,決して空いているわけでもない車内で足を組むではありませんか!私,電車の中で足を組む人が信じられません.事実,車内で足を組んでいるのは,この男性だけでした.いったい何を考えているのでしょう.大混乱した頭をかかえながら京急蒲田で下車しました.
 私は大学進学後,学部のときは横浜の実家から調布まで2時間,大学院のときは埼玉県和光市まで3時間かけて,電車通学していました.当時の方が今よりも満員電車は楽だったかもしれませんが,それでも自分の性格がどんどん悪くなっていくことを実感していました.学位を取って,大学の教員となってからは府中市に下宿するようになり,満員電車で通勤する必要がなくなったので,満員電車の苦痛も忘れていきました.たまに満員電車に乗ると,昔以上の苦痛を感じます.それも,体が当るとか肉体的なことではなく,不快な思いをさせられるという精神的なストレスです.今は大学まで徒歩5分のところに住んでいるので,日常的に電車に乗ることはありませんが,できれば,今後も電車通勤は避けたいところです.

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